中高生が地域・日本の課題解決の原動力となる。
Action 001
「タニンゴト」になりがちな地域の課題を「ジブンゴト」として捉えられるようにする。
Action 002
地域の魅力や課題を知るきっかけをつくり提供する。
Action 003
各地域を訪れ、魅力や課題を見つけながら、問題解決に取り組む
jimoto Projectは、「タニンゴト」を「ジブンゴト」化していくプロセスを大事にしています。
その過程を、自分たちの経験をふまえて3段階に設定しました。
Step1:jimotalk
地域の魅力を知るきっかけを提供します。
Step2:jimotour
魅力的な取り組みをしている地域を実際に訪れます。
Step3:課題解決体験型プログラム
実際に地域を訪れ、地域の課題をフカボリしその解決策を提案します。
アイディアの実現
3つのStepをイベントや講演会として開催するだけでなく、ダイアログやフューチャーセッションで生まれたアイデア実現のための活動も行なっています。
jimoto marché
ボランティア部の「jimoto(地元)」となった地域の食品やクラフト製品などを、学園祭や地域のお祭りなどで販売しています。
キラキラした大人がいた
2015年8月、4回目の東北スタディツアーを実施した私たちボランティア部。
しかし、そこにはある葛藤がありました。
−はたして私たちは何のために東北に行くのか−
スタディツアーを継続し、仮設団地への訪問や被災時のお話を様々な方にうかがってきました。
地域の人たちは「来てくれるだけで良いんだ」と言ってくれます。しかし私たちはスタディツアーを続けながら、「復興のお手伝い?」「しかし自分たちにできることはある?」と、東北へ行く意味を考えるようになっていきました。
そして、4回目のスタディツアー2日目の夜。
宮城県女川町のコワーキングスペースでのフューチャーセッションには、私たちのために女川町長や行政の方々、地元の産業である水産加工業の方々、NPOとして街の復興に携わる方々が集まってくれました。
人口の1割を失い、家屋の8割を失った地域で「新しいまちづくり」に挑む大人たちが、私たちと真剣に話をしてくれました。
その日の夜のふりかえりででてきた言葉が、「キラキラした大人たちがいた」でした。
その時、「私たちは"復興”をお手伝いするのではない。私たちは人とまちづくりを応援したいんだ!」と気づいたんです。
あれ、女川って地元っぽい⁉︎
東京に戻った私たちは、女川での気づきをどう活動に活かしていくかを考えました。女川の人のように地元をどうにかしたい、という想いを持てたら…。ひるがえって考えてみると、自分たちの住む地域に地元感を感じていない現状がありました。
むしろ女川の人たちは「いつでも来なよ」と言ってくれるし…。
「女川のほうが私たちにとって地元⁈」
課題先進国と言われる日本。みんながもっと「地域」に目を向けるようになったら、今の現状を変えられるのでは!
みんなが女川の人のように「地元」を持てたら…。いや、「あの人に会いたい」「あの風景が好き」「なんか欲する場所だな」。それならどこにでも、いくつでも持てるはず。それをjimotoと呼ぼう!
jimoto Projectが誕生した瞬間でした。
2015.12
jimoto PJ 発足
2016.04.07
jimotalk001@Asakusa 「jimoto→future」
2017.03.27-28
課題解決体験型プログラム@信州上田
2017.11.04
jimotour001 江古田でねり旅‼︎
2018.03.26-28
課題解決体験型プログラム@信州上田2
2018.07.25-26
こすげスタディツアー@山梨県小菅村
研究活動
2016
「jimotoプロジェクト」
▶︎第4回高校生ビジネスプラン・グランプリ ベスト100
主催:日本政策金融公庫
▶︎北陸新幹線サミット参加
主催:長野県上田高等学校
2017
「地方創生への若者の関わり方−若者が行う地域を巡るツアーの効果−」
▶︎第5回高校生ビジネスプラン・グランプリ 参加
主催:日本政策金融公庫
▶︎ビジネスプラン・グランプリ東京表彰式 参加
主催:日本政策金融公庫 東京創業支援センター
▶︎校内コンテストセミファイナリスト