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[活動報告&年度末の挨拶] 株式会社一條ランバーさんとの交流会を行いました!

2021年度も最後の日となりました。SATの活動にも一区切りがつき、新年度への期待と希望を胸に過ごしています。みなさま、今年度も私たちの活動を見守っていただき、ありがとうございました。より進化したSATの姿を見せられるよう全力で活動に取り組みますので、来年度もよろしくお願いいたします! 今回は、今年度最後の活動として3月29日に行われた、株式会社一條ランバーさんとSATの交流会についての活動報告をさせていただきます。 株式会社一條ランバーさんは、大正14年に設立された株式会社一條木材株式会社から派生され、一條グループの1つの会社として平成16年に設立されました。「森への恩返し」というスローガンを掲げ、木材輸入・加工事業とともに木育活動にも力を入れています。木育とは、本来捨てられてしまう木材製品をリユースすることにより付加価値を生み出し森へと還元することや、木の大切さに関する教育を行うことだと社長の一條さんはおっしゃっていました。 現在日本で使用されている木材製品の70%は外国産です。戦時中に使用され、日本国内で不足していた木材を補うために外国産のものを輸入していたのですが、戦後に植林活動が始まり、今はまさにそれらの木を切り出すことによって森が荒れ果てることを防ぐことが不可欠となっています。このような日本産の木材を使用することも一條ランバーさんが行っている活動の一つです。 今回の交流会にて一條ランバーさんが紹介してくださった活動のもう一つに、「子どもたちに木をもう一度。」という目的で行われているWOOD ONCEプロジェクトがあります。このプロジェクトでは、端材を用いたおもちゃを作ることを通して子どもたちが木に触れながら森を守ることの大切さを知ることができるのです。具体的なおもちゃの一つに、はしっこカーというものがありました。はしっこカーは養蜂箱の窓枠を組み合わせて作るミニカーのおもちゃです。SATのスタッフも、実際にミニカーを見ながら楽しんだり、どのように発展させていけるかのアイデアを交わしたりと、小さな頃を思い出しながらワクワクすることができました。 今後は一條ランバーさんとSATで協力しながら、SATの木糸製品と一條ランバーさんのはしっこシリーズをより良いものにし、多くの人に届けていきたいと思っています。 今年度も、SATの周りの方々からの多くの刺激を受けながら、この世界をより良くしていくために何ができるかを常に考えて活動をすることができました。改めて、1年間本当にお世話になりました。来年度も私たちの活動を暖かく見守ってください!



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